ActiveImage Protector 2018
for Hyper-V Enterprise

ActiveImage Protector for Hyper-V Enterpriseとは

ActiveImage Protector for Hyper-V Enterpriseは、Hyper-V仮想環境に特化したエージェントレス・バックアップソリューションです。仮想マシンをすべて含んだHyper-Vホスト全体のバックアップ、リストア、仮想マシン毎のリストアを簡単におこなうことができます。仮想マシンごとに1台1台バックアップソフトをインストールし、個別にバックアップイメージを作成し、管理をするといった煩雑な作業は不要です。
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Hyper-V に特化した機能

ReZoom™ it!により仮想マシンをすぐにリストア
ReZoom™ it!とは、Hyper-Vホスト全体を一括で取得したバックアップイメージに含まれる仮想マシンをすぐにリストアできる機能です。ReZoom™ it!マイグレーションは、同一あるいは異なるHyper-Vホスト上、さらにリ モートのHyper-Vホスト上へもリストアできます。ReZoom™ it︕は独立し たアプリケーションとしてインストールできますので、仮想マシンを別の場 所に移行する際に有用です。
リストアと同時に仮想マシンを起動できるReZoom it! ライブ 機能
ReZoom™ it! ライブは、ReZoom it!™の復元開始と同時に、仮想マシンを起動してすぐにそのマシンを使えるできる機能です。仮想ディスクの復元は バックグラウンドで処理しますので、完了後、再起動すれば復元中に変更さ れたデータも含めて継続使用できます。
稼動中のHyper-Vのホスト、仮想マシンをバックアップ(ホットイメージング)
使用中のOS/アプリケーション/ファイルの全てを含めたバックアップをオンラインでおこなう、ホットイメージング機能を搭載しています。Hyper-Vに組み込まれているHyper-V VSS writerを使用することで、ホストだけではなく、稼働中の仮想マシンに対してもホットイメージングをおこないます。
静止中のHyper-Vのホスト全体をバックアップ(コールドイメージング)
ActiveImage Protector Boot Environment(AIPBE)からコンピューターを起動して、シャットダウンした状態のシステムボリュームをバックアップ可能です。これにより、出荷前のクリーンな状態(Windowsのインストール直後など)のバックアップイメージを作成することができます。また、障害発生状態を保存しておきたい場合などにも大変便利です。ただし、コールドイメージングによって取得したバックアップイメージからのReZoomは実行できません。
フェイルオーバークラスター環境への取り組み
Windows 2012から導入されたクラスターの共有ボリューム(CSVFS)は、以前からのCSVボリュームの問題を解決しましたが、ほとんどのバックアップソフトは対応しておらず、シンプルで有効なバックアップ方法がありません。ActiveImage Protector for Hyper-VはCSVFSに対応し、通常のNTFSボリュームと同様のスマートセクターバックアップリストアを実現しています。クラスタ構成で複数の仮想マシンがCSVFS上で稼働している状態でも、一括して簡単に整合性のあるフルバックアップ及びその差分バックアップをとることができます。
クラスターノードの追加機能
クラスター構成でActiveImage Protectorが動作しているノード以外の構成ノードを監視対象として追加できます。CSVFSを使用している場合、仮想マシンが別ノードに移動してもReZoomに必要な情報を追跡してバックアップできます。

バックアップ機能

保存先の容量を大幅に縮小できる重複排除圧縮機能
イメージングバックアップ製品で初めて (当社調べ) バックアップ時にデータブロックの重複を排除する機能を実装しました。ボリュームやディスクをバックアップ時にインラインで重複排除圧縮したイメージファイルの作成が可能です。 重複データが大量にあるHyper-V仮想環境でActiveImage Protectorを使えば、それらの重複部分を効率的に排除できます。イメージファイルの圧縮率は劇的に高くなり、保存先の消費容量を大幅に節約できます。重複排除圧縮した場合でも、通常のバックアップと遜色のない速度を実現しています。(当社実測参考値:12TBのデータのバックアップで26時間程度)
最小容量かつ高速なスマートセクターバックアップ
使用済みセクターのみをバックアップするスマートセクター技術を使用しています。
高速な増分バックアップ
増分バックアップは、前回のバックアップ以降の変更点を保存していきます。復元には基本バックアップイメージに加え、復元したい時点までの全ての増分バックアップイメージが必要ですが、各増分バック アップで必要な時間と容量は、前回からの変更分だけで済むので高速で効率的です。ActiveImage Protectorではデータ変更のトラッキング用のフィルタードライバーを独自に開発し、更に高速な増分バックアップをおこないます。
リコンサイル機能 (継続的増分バックアップ)
リコンサイル機能により、増分バックアップイメージファイルの破損を検出すると、有効な増分バックアップイメージファイルをベースに、増分バックアップイメージファイルを自動生成しますので、増分バックアップを正常に継続できます。
バックアップイメージの圧縮化と暗号化
圧縮によりバックアップイメージの保存領域を節約し、パスワード保護、暗号化(AES-256ビット)をすることでバックアップイメージからの情報流出を防止することができます。
不良セクタースキップ機能
ディスク上に読み取れない不良セクターがあってもエラーを無視してバックアップを継続できる、「セクターベース」のバックアップならではの機能です。一部が壊れた状態であっても不良セクター以外の無事な部分を取り戻すことができます
USBスマートディテクト(検出)機能
保存先に指定したUSBハードディスクを外したためにスキップされたス ケジュールがあった場合、USBディスクの再接続時にすぐにバックアップを実行できる機能です。複数台のUSBハードディスクを使用している場合でも、自動的に追尾してバックアップをおこないます。
マルチディスクイメージファイル機能
「重複排除圧縮機能」の効果を高めるための「マルチディスクイメージファイル」を採用しました。 従来はボリュームまたはディスク単位でイメージファイルを作成していましたが、作成するバックアップイメージファイルを1つにすることで、より効果的に重複排除圧縮をおこなえます。
コマンドライン実行可能 (コマンドライン版を用意)
コマンドラインやコマンドファイル内で各種パラメーターを設定して起動できます。お客様が社内で運用管理ツールを使用している場合、ActiveImage Protectorによるバックアップを統合できます。
豊富な保存先 (ローカル、ネットワーク共有フォルダーなど)
NAS、SAN (ファイバーチャネル) 、USB, FireWire (IEEE 1394) 、eSATA、ネットワーク共有フォルダーなど、状況に合わせて最適な保存先を選択することができます。

バックアップオプション

バックアップのスケジュール化と世代管理
バックアップの実行を、1回のみ、週単位、月単位でスケジューリングできます。また、世代管理機能を使用して、指定した世代 (バックアップイメージのセット) 以前のバックアップイメージを消去することで、ストレージ容量の消費を節約することができます。初回のフルバックアップ作成以降のバックアップを、増分イメージの作成のみとしたバックアップスケジュールも可能です。また、リムーバブル USBハードディスクに保存してディスクローテションをおこなう場合などに容量不足に対応するための保有ポリシーの設定、一つのバックアップスケジュールに保存先として複数の異なるUSBデバイスを指定したUSBスマートディテクト機能を使用できます。
マルチスケジュール作成機能
一つのバックアップタスクに対して複数のスケジュールを作成できます。例えば、週単位スケジュールで運用していた場合でも、「毎月1日にだけはフルバックアップを作成したい」ということも可能です。
スロットリング機能
他の業務タスクと同時にバックアップをおこなう場合、スロットリング機能でバックアップタスクの負荷調整ができます。 ネットワークストレージを保存先にしている場合など、同一ネットワークへの負荷が問題になるときに、負荷を抑えながらバックアップできます。
バックアップ時のネットワーク帯域制御機能
ネットワークストレージを保存先にしている場合など同一ネットワークへの負荷が問題になる時に負荷を抑えながらバックアップできます。
スケジュールの一時停止
一時的に増分バックアップのスケジュールを停止して、増分情報を保ったまま再開できます。この機能により再開時の時間は通常の増分作成と同じになります。
スクリプト機能
バックアップ時のそれぞれのタイミングで、ユーザーが個別の処理を挟みたい場合にスクリプト機能が使用できます。例えば、スナップショットを実行する前にデータベースなどのキャッシュをクリアしたり、スナップショット実行後(実際のバックアップ開始前)にデータベースを再開したり、イメージ作成後に、できたイメージファイルをコピーしたり加工したりすることができます。また、スクリプトを、ベースバックアップと増分バックアップに対してそれぞれ独立して作成できます。
バックアップの再開
スケジュールされたバックアップが何らかの理由で実行されなかった場合、実行可能になった後に、バックアップを再開します。例えば、バックアップ設定時間に電源が切れていた場合、再起動時にバックアップが実行されます。

復元機能

ディスクイメージベースによる高速で確実な復元
ハードディスクなどの障害によりシステムが壊れると、OSの再インストール、ア プリケーションの再インストール、データの復元といった、面倒な作業が常識と なっていましたが、AcitveImage Protectorは、セクターベースのディスクイメー ジングですので、バックアップイメージファイルをウィザード形式で復元するだ けで済みます。増分ファイルを復元する場合でも最新のバックアップファイルを 選択するだけで、個々に指定する必要はありません。
仮想マシン毎の復元が可能
ReZoom it! を使えばバックアップイメージファイル内の仮想マシンを選択して、仮想マシンとして復元できます。
BMR (ベアメタルリカバリー) を短時間で実行
新しいハードディスクへバックアップイメージを復元する場合でも、高速な復元エンジンにより、短時間でボリュームの復元を完了します。ベアメタルディスクに対して初期化とパーティションの作成ができます。
ファイル復元機能
ファイル、フォルダー単位での復元をActiveImage ProtectorのGUI上でおこなうことができます。アクセス権等のパーミッション情報やストリーム情報も復元で きます。
Linuxベースの復元環境のAIPBEを同梱
ActiveImage ProtectorのLinux版を使った起動環境(AIPBE)を提供しています。 これにより、DVDで起動してディザスターリカバリーをおこなったり、コールド バックアップをおこなうことができます。また最新のCentOSがベースですので、 最新のデバイスも認識して使用できます。
Windows PE 復元環境を作成可能
ActiveImage Protectorでは、Windows PE 復元環境作成ウィザードにより、Windows ADK/AIK を使用して Windows PE ベースで カスタマイズ可能なWindows PE 復元環境(AIPBE)が作成できます。
USBメモリ、USBハードディスク、ISO形式、光学メディアで起動する復元環境 を作成
製品メディアの他にユーザー自身でUSBメモリ、USBハードディスク、ISO形式、 光学メディアで起動する復元環境を作成できます。製品メディアでは対応していな いハードウェアを使っている場合に独自のドライバーを組み込んだ復元環境を作成 できます。また、光学メディアドライブのないノートPCなどでもUSBメモリや USBハードディスクを使うことでベアメタルリカバリーが可能です。USBハード ディスクで作成する場合は、ユーザーデータ用のパーティションを作成することが できます。
AIPBEのプリブート起動
メディアなしでAIPBEをハードディスクから直接起動できるプリブート機能が使用できます。光学ドライブやUSB端子がないタブレットPC単体でも復元作業をおこなえます。(無償のHyper-V Server、Server Coreは除く)
GPTボリュームの復元
uEFIシステムの復元はディスク単位、ボリューム単位で、GPTボリュームとして復元して、OSを起動させることができます。
イメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元可能
A.I.R.※によって取得したイメージファイルを別のハードウェア構成の仮想/物理マシンに復元して起動が可能です。また、ディスクのみでなく、ボリュームの復元時にもA.I.R.を使用できます。 ※A.I.R.(Architecture Intelligent Restore)とは物理マシンと仮想マシンの間での移行が簡単におこなえるようにした技術です。
起動設定の修復(BCD修復機能)
起動環境上でMBRのBCDを修正する機能を追加しました。Vista以降のパーティション構成でうっかり起動パーティションをバックアップし忘れたり、C:ドライブのみの復元をして起動できなくなってしまった場合にBCDを修復して起動可能にします。
シュリンクオンザフライ
NTFSのボリュームの縮小復元が可能です。例えば、用意した 代替ハードディスクの容量が復元元のボリュームサイズよりも小さい場合でも、縮小して復元できます。
ボリュームサイズを指定して復元可能
ボリューム単位の復元で、ボリュームサイズを拡大あるいは縮小して復元する際にサイズを指定できます。(NTFS のみ)

仮想環境対応

仮想変換ユーティリティ
イメージファイルや物理ディスクを仮想環境に移行するためのユーティリティを用意しています。仮想ディスクフォーマットへの変換を行い、この際、仮想マシンで起動するように処理をおこないます。Hyper-VのVHDとVHDX 形式への変換ができます。
即時起動可能な仮想マシンに変換
Hyper-Vホストへ変換する場合には、変換した仮想ディスクをアタッチした仮想マシンを同時に作成できます。これにより、変換後すぐに仮想マシンを起動できます。
Windows PE上ではローカル環境でのディスク変換をサポート
Windows PE 起動環境で物理ディスクからの仮想化(仮想ディスク変換の み)を実行できます。

スナップショットドライバー

Microsoft社標準のスナップショットドライバーを使用
スナップショットドライバーとしてMicrosoft社標準のドライバー (Volsnap) を用いるため、新たなドライバーを追加する必要はなく、ドライバーのコンフリクトを心配せずに運用することが可能です。
VSS (Volume Shadow Copy Service) 対応のアプリケーションをサポート
Microsoft社のVSSに対応しているため、SQL Server、Exchange Server、OracleといったVSS対応のサーバーアプリケーションでは、より整合性の高いバックアップが可能です。
複数ボリュームの同時スナップショット化
データベースが複数のボリュームにまたがっている場合、単純にバックアップイメージを作成しても正確な復元ができません。これは、ボリューム毎のバックアップ開始時間に差が生じてしまうと整合性の取れない状態のバックアップイメージが作成されてしまうからです。こうしたバックアップイメージを復元するとデータベースの整合性が取れず、矛盾が発生してしまいます。ActiveImage Protectorは、全てのボリュームのスナップショットを同時に作成できるため、このような問題を解決することができます。

イメージファイル管理

イメージエクスプローラー機能
ActiveImage Protectorで作成されたバックアップ イメージファイルを、Windowsエクスプローラーで直接開くことができます。これにより、通常のエクスプローラーの操作でバックアップイメージ内のファイルの一覧表示やコピーが可能になり、フォルダーやファイルごとの復元がおこなえます。
イメージマウント機能(ファイル/フォルダー単位の復元)
システムがクラッシュした場合、特定のファイルさえ復元できれば業務を再開できる場合もよくあります。イメージマウント機能を使えば、バックアップイメージをドライブとしてマウントすることができ、バックアップイメージ内のファイルやフォルダーを個別に復元することが可能です。また、書き込み可能でマウントした場合は変更部分を差分ファイルとして保存できます。
増分/差分バックアップをまとめるコンソリデーション(合成)バックアップ
複数の増分バックアップを1つにまとめて、増分ファイル数の増加を抑えることができます。ベースイメージに増分イメージを結合することもできます。
バックアップシリーズファイルを1つにするアーカイブ(統合)バックアップ
増分バックアップとフルバックアップイメージ(ベースイメージ)を合わせて別の1つのイメージファイルに統合して保存できます。その時の状態をひとつのイメージファイルとして取り扱えるためバックアップイメージの管理がしやすくなります。
ポストバックアッププロセス機能
ポストバックアッププロセス機能によりバックアップ完了後すぐに、あるいは 指定した時間に、BootCheck™や結合などのイメージに対する操作をおこなうことができます。
BootCheck™(ブートチェック)機能
ポストバックアッププロセスの機能として新規に搭載されたBootCheck™は、Hyper-V や Oracle VirtualBoxが有効なWindows上でActiveImage Protectorを使用すると、バックアップイメージが確実に起動できる状態であることを即座にテストできる機能です。イメージファイルから直接起動しますので、低リ ソース、短時間で起動確認が完了でき、非常に便利です。
イメージファイルの管理ツール、ImageCenter LEを同梱
ImageCenter LEは、バックアップイメージファイルを一元管理してイメージブートテスト、レプリケーションとコンソリデーションといったポストバックアップ処理を、ActiveImage Protectorとは別のマシンを使っておこない、バックアップ元の負荷を大幅に軽減できるツールです。

リモート管理

総合管理コンソールのActiveVisor に完全対応
ActiveImage Protector を一元的一括管理、監視するためのツール、ActiveVisor に対応しています。
リモート管理コンソールを実装
ActiveImage Protector (AIP) エージェントがセットアップされたコンピューターのリモート管理が簡単におこなえます。
  • ネットワーク上の登録した複数のリモート・エージェントの状況を確認 できます。また、コンソール上からバックアップの開始やリモートコン ソールへの接続が可能です。
  • リモートネットワークコンピューターでスケジューリングされている バックアップ タスクをワンクリックで実行できます。
  • リモートネットワークコンピューターで試用版を使用していた場合、試 用版プロダクトキーから製品版プロダクト キーへアップグレードさせる ことができます。

その他

最新のWindows Server OSに対応
  • ストレージスペース (Storage Space) に対応
  • CSVFS (Cluster Shared Volume File System) に対応
  • 4Kセクターディスクに対応
  • ReFS (Resilient File System) に対応
  • ReFSの増分バックアップ
リモートファイルエクスプローラー機能
ファイル/フォルダー選択時に使用するファイルエクスプローラーです。 リモート接続時にも接続先で参照可能なフォルダー/ファイルやネットワーク共有を一覧することができますので、接続先で操作しているのと同じ整合性のとれた操作をおこなうことができます。
最新のuEFI規格のマザーボードに対応
ディスクメタデータの保存オプションを有効にしたバックアップとリストアにより、uEFIブート環境に完全に対応しています。また、AIPBE、プリブート機能がuEFIネイティブモードに対応しています。
RAID構成のバックアップに対応
RAID構成のハードディスクの バックアップが可能です。
メール通知機能
スケジュールバックアップの成功または失敗に関する情報をメール通知で送信するように設定できます。その他にタスクの概要やライセンス(使用期限)を通知します。SSL/TSL が必要なメールサーバーに対応しています。
アップデート通知、オンラインアップデート機能
インターネット経由で定期的なアップデートの確認とその適用が可能です。
テクニカルサポート
ActiveImage Protectorは自社開発製品ですので、テクニカルサポートは、開発チームと連携して、お客様からの質問にできるだけ早く回答できる体制を整えています。